2012年08月21日

都合のいい提言・・・・WBC問題

「日本野球の未来のためにも出場すべき」とスポーツ報知が以下のような提言をした。

タイムリミットまであと10日。この事実を、選手会の上層部は把握しても、多くの選手が知らないのが実際のところだ。NPBは、まずこの切迫した状況をつまびらかにし、選手たちと危機感を共有すべきだ。
 ただ、この問題を取材して最も「ふに落ちない」のは、選手会が何を得るために戦っているのか、見えないことにある。7・20の総会で、新井貴浩会長(阪神)はファンに不参加をどう説明するか、と問われてこう答えた。「ファンも僕たちも楽しみにしていた。でも3月の大会だけでなく、5年後、10年後のことを考えて苦渋の決断をした」。あまりに抽象的な大義名分だ。野球ファンが見たいのは、WBCIとの権利闘争ではない。それは最終的に、現在、選手会を支持する人たちも同じではないのか。5年後にもう一度WBCに出たい、と言っても無理な話だ。もっと足元を見つめ直した方がいい。
 選手会の昨年以降の主張により、NPBがスポンサー権などをWBCIに認めさせた功績はある。ただ、より広い視野でとらえた場合、メリットよりデメリットの方が多い。
 野球が五輪競技に採用されなくなった今、プロが参加する唯一といっていい国際大会が、このWBCである。プロ野球の地上波放送が激減しているにもかかわらず、連覇を果たした前回大会では視聴率が40%超えを果たした。野球がまだまだ国民的スポーツであることを、選手もファンも再認識したはずだ。“内輪もめ”していては、五輪競技への復活も難しいし、ファン離れに拍車がかかるのは明らかだ。
 また「WBCには出たいけど…」と話す選手の思いはどこへ行くのか。特に、若い世代の選手は、より高いレベルで戦うことへの渇望を隠さないし、それがモチベーションにもなっている。WBCは、それを高めるために大きな貢献をした。不参加はモチベーションをそのまま失望感に変え、やがて子どもたちにも波及していく。選手会上層部は新たな国際大会の立ち上げも視野に入れているというが、赤字体質のNPBにそこまでできる体力があるだろうか。現実的に厳しい。
 本来、WBCはMLBの招待試合で、野球の国際的普及が大きな目的としてあった。リスクを背負う主催者と、招待される側が同等な利益分配を求めることには無理があるだろうし、日本は連覇でせっかく得た国際的な地位をも失う可能性がある。
 日本不在のWBCを想像する。決勝は米国と韓国か。前回準優勝の雪辱に燃える韓国は、目の色を変えてくるだろう。その頃、日本は肌寒さの中でオープン戦を戦っている…何とさみしい光景か。今、「鎖国」すべきではない。堂々と日の丸を背負って3連覇し、世界中のプレーヤーが日本を目標にする。それがやはり侍の進む道ではないか。(NPB担当・太田 倫)スポーツ報知 8月21日(火)11時48分配信


そもそも、WBCの日本ラウンドは読売新聞社が持っていて、今回の提言者のスポーツ報知はその系列・・とあっては、読む前から「都合のいい」話とうがった見方をしてしまった。
しかして、その内容と言えば・・・・・
やっぱり「提言」というには説得力としての内容ではなく、とにかく「参加すべき」という感じで読んでしまいましたが、そういう見方は僕だけでしょうか?
「何を得るために戦ってるのか」・・・・体力的な限界があるプロ選手にとって、やはり報酬を得る事が一番だと思うし、スポンサーから協力を要請されてたら、断る訳にもいかないが、そのスポンサーからの利益が自分たちに入らない事に不満があるわけだから、この言葉はおかしい。さらにWBC参加中に怪我をしても、何ら補償されないらしいので、「そんなものに出たって・・」というのは当たり前ではないのか?
「名誉」なんて、その時だけで2年も経てば色褪せるものを振りかざしたって意味ないじゃん。「視聴率・・・」「ファン離れ・・・」といかにも球界とかファンとかの立場で書いているようだが、その言葉が薄っぺらすぎて、主催者として損するのが避けたいのがありありと見えるんだけど・・・・
日本不在で日韓の決勝戦だっていいじゃない。どっちが勝っても「前年優勝の日本がいない」という事実は残って、優勝の値打ちが下がるだけで、何があかんの?
だいたい、アメリカなんてメジャーな選手は今までも参加してなかったから、日本が二連覇できたともいえる訳で、決して日本の野球がどこよりも強いという訳でもないし、そんな観点で見れば、やはり「都合のいい話」としかいいようがない。

しっかし、文章が下手だね・・・こんな文章でよく「提言」と言ったもんだわ。もっと、勉強せ〜よ。それと「スポーツ報知」にはこういう提言をする立場ではない事を知らなければならないのに、不参加によほど焦っているんだろうね。


posted by ガチャポン at 23:59| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今不参加したら、いつ参加できるでしょうね。

日本が不参加しても、この先条件が大きく
変わるとは思えないです。

もし、WBCが日本抜きで大きな大会に育って
いったら・・・日本はどの面下げて
「参加させてください」って言うんでしょう。
Posted by たまご at 2012年08月22日 23:07
たまごさん
いらっしゃいませ〜

最初に言っておきますが、私は野球が好きです。
少年野球にも関わった事もあるほど、勝ち負けも含めて、面白いと思っています。

しかし、WBCの存在そのものに意味があると思っていません。サッカーと違って、「野球」という競技を行っている国はかなり少ないです。
その中でプロリーグがあるのは、米国・日本・韓国・台湾だけだったと思います。
4ヶ国以外でと言えば、キューバを筆頭にオーストラリア・中国・・・ぐらいかな。

こんな中で世界一を争っても、なんだかな〜と思ってますし、どこかの誰かが儲けるために始まったように思ってます。また野球そのものの普及具合がこんなものでは、これから先、大きくなっていくとは思えません。

ですので、今回の不参加後は、条件を緩めてくるかWBCそのものがなくなるかのどっちかでしょう。(所詮はジャパンマネー目当てだから?)
安っぽい「名誉」のために我慢して参加するよりは、今回のようにはっきり言った方がよかったと思ってます。

たまごさんの意見も一理はあると思いますが、こういう考えをしてるんで、条件さえ折り合えば、主催者側から参加要請してくると思いますよ。
仮に条件が折わなければ、大会自体が先細りしていくと思ってますから。。。
Posted by がちゃぽん at 2012年08月22日 23:54
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