2012年06月18日

これはおかしいでしょう・・・

所費税増税について、民主と自民・公明がそれぞれ歩みよった(?)ようで、後は国会で可決というのが大筋の流れだろう。ただ、未だに民主党の小沢グループを中心に増税反対を掲げて、抵抗しているのでもうひと波乱、ありそうな展開になっているのが、今の時点の状況。

で、本日の読売新聞が「マニフェストの呪縛を解け」として、社説に書いている。
『この期に及んで「増税の前にやるべきことがある」とは反対する姿は見苦しい。次期衆院選への保身ではないか。対立の根幹にある政権公約(マニフェスト)の呪縛を解くべきだ。』と始まるこの社説の中で、おかしいと思う点がいくつかある。
・『マニフェストを「国民との契約」と位置づけるから、守る、守らないという非生産的な議論になる。マニフェストは、作成時点での方針や計画に過ぎない。』

あのマニフェストを見て、今まで自民党支配の政権から、もっと国民の事を考える政権になるだろうと思って投票した有権者は多いはず。しかも、その中身はかなり具体的に書かれていたので、余計に有権者は期待していた(期待する方もおかしいのだが・・・)
それは、十分、「国民との契約」になるのではないか?「方針や計画」で片づけてしまうのは、暴論すぎるだろう。

・10年の参院選のマニフェストには「消費税を含む税制抜本改革に関する協議を超党派で開始する」と明記されている。
 昨年8月の民主党代表選で、野田首相は消費税率引き上げを唱えて勝利した。こうした経緯を全く無視して、09年のマニフェストに固執しても説得力はない。
 岡田副総理は、国会で09年の衆院選について、「マニフェストの結果というより、政権交代を望む国民の大きな流れの中で勝った」と指摘した。その通りだろう。

笑止千万。
参院選はその結果、どうなったのか?民主党の惨敗で、今の混乱を生んでいる「ねじれ国会」となっているじゃないか?さらに民主党代表選に引き上げ論者の野田首相が勝利したと書いているが、国民が選んだわけでないので「こうした経緯を全く無視して・・・・固執しても説得力はない」と言明するのはこじつけだと思う。

・『敗北した参院選のマニフェストは生きていないのか、その整理さえついていない。』

選挙結果を見れば、受け入れらていないという結論ではないのか?

一番、問題なのは、民主党が掲げた(できもしない)マニフェストに対して、国民に対して何の謝りも訂正もない事だ。ついこの間までも、出来もしない「最低保障年金を柱とする新年金制度創設」や「後期高齢者医療制度の廃止」を大事に掲げていたのは、民主党自身である。今回、これらも手放している(=先送り)が、消費税増税以外の案に対しては守っていこうとするくせに、書いてもいなかった消費税増税を知らん顔して推し進めようとする玉虫色的な今の民主党より、出来ない可能性が高いけどもマニフェストに固執する反対派の方がまだ信用できる(個人的には民主党は嫌いだけど・・・)

最近の読売新聞は、増税推進派になって、今の民主党と同じように問題点の追及にはあまり言明していない。
本来ならば、「報道」しなければならないのに「意見」を述べる事が多くて、報道機関として指名はおざなりになっているようで、失望している。
僕自身も「やむを得なく」増税しないといけない事はわかっているが、「その前にすることがあるだろう」と思うことがたびたびあるが、本来、そういう事を新聞で書いてほしいのだけど・・・・・「大人の事情」って事なら、メディアとして地に落ちたも同然と言うのはキツイかな(笑)

まあ、本日の社説のレベルでは、赤点・・・落第ですな。
posted by ガチャポン at 22:27| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。